ワクワクの会で、天使と悪魔のメディテーションをやりました。
天使と悪魔はコインの裏表です。隠された自己の存在を一つに統合する為に使うツールとして、メディテーションに大変役に立ちます。
これは、ダリル バシャールのワークショップの最後に行われる瞑想の一つですが、通常の私達の姿は、表の表情に現れていなくても、相反する気持ちがせめぎ合い、「善と悪」、「光と闇」、「生と死」「ポジティブとネガティブ」、「スピリットやマインド」など、二つに分裂しあうものや、対立するものを一つに統合することが出来ます。
そして、「天使」と呼ぶエネルギーを「ポジティブエネルギー」「悪魔」と呼ぶエネルギーを「ネガティブエネルギー」という具合に言い方を変えているように、実際には同一の存在を表しているのです。
つまり、古い文献にある、悪魔と天使というものは、同じ存在の両極の、エネルギーによる体験を示しているのです。ですから、それぞれのエネルギーに敢えて、人格を後付けすることによって、人々の理解力を高めることが出来たのです。
いづれにしても、本当の意味での悪魔や天使は、非物質的存在であり、物質的世界にその姿を表わす事が出来ない代わりに、彼らのエッセンスを物質界に投影するという形で、存在を示そうとしているのです。
因みに、私自身の出生図にあるMC頂点のおとめ座28度は、「ヘブライ語」の「サマエル」,
(「サターン」、「ルシファー」に匹敵する強力な力を持つ魔王)これは、「王」(神)の裏の姿であり、非情なまでに避けられない変化に対し決断力を行使する意思の強烈な人格を表わしているのです。
しかも、太陽をはじめ、その他の五つの天体、惑星が結集しコンジャクションしているのです。ムムム…私は悪魔の生まれ変わりかもしれない・・・。
しかし、バシャールは、堕天使でもある悪魔界の王、「ルシファー」の前の名前は光をもたらす者と呼び、魔界の王のエネルギーから、天使のエネルギーへ、つまり、ポジティブなエネルギーへと誘い光明に導くのだと話しています。
簡単に言えば、ネガティブなエネルギーを使って、ポジティブな世界を見つけることが出来ることを意味しているのです、お蔭で、私の行う変容は、破壊的で強制的なものにも思えるのですが、それよりも、天使と悪魔の瞑想をして統合してアセンションしてしまおうっと。
バシャール曰く。ポジティブなエネルギー(天使)から、ネガティブなエネルギー(悪魔)へと誘うメカニズムを三大天使の一人である、「ガブリエル」は象徴しています。ガブリエルは、トランペットを鳴らして「最後の審判」を知らせる存在でもあり、多くの人たちが、ネガティブな判決が下されるかもしれないという事の恐怖心を与えるのです。受け取る側に恐怖心を起こさせること、つまりは、ポジティブな存在でありながら、ネガティブなエネルギー(悪魔)へと誘う事が出来るという事を意味しているのです。
言うなればどちらの世界にシンクロしていても自分次第で、いつでも好きな側を体験することが出来るという事です。
そして大いなる全てから、分岐した二極のエネルギーは、下へ行けばいくほど密度が重く、非常に密度の濃いエネルギー体験をすることが出来ますが、私達は、普段、三次元密度である世界において、何気なく過ごしていると、一瞬前は、陽気に笑い、ポジティブであったかと思えば、次の瞬間には、ネガティブが漂う暗闇の底へと突き落とされることくらいよくあることかもしれません。なぜならあらゆるものの中に「光と闇」、「天使と悪魔」の両極の特徴的な力作用を感じることが出来るからです。
「天使と悪魔」の瞑想は、二元性を癒す画期的な方法です。この世界にある分離感やありとあらゆる二手に分かれたものを大いなる全ての創造の形へと戻すことの出来るやり方なのです。お試しあれ~。