―「食事も腹八分目がいいとされますから、人間の感覚で言えば、不完全で、多少物足りない方が、いいのではないのでしょうか?学歴や仕事、結婚、収入、家族や地位と名誉なんか、完全にコンプリートするよりは、何かしら、物足りない方が、余白の可能性や先の楽しみというか、希望や楽しみが得られる人間だっているかもしれませんし、デザインの仕事をしていますと、余白を活かし、あえて未完成に仕上げる技は相当の熟練者にしかできないスキルと技ありなのです。それに、どのような分野でも、創意工夫をするのは、常に完全性を追求する過程での必須項目でもありますからね。」
「皆さんは、これまで、ネガティブな公式を使い続けてきたことに気が付いていません。例え、どんな貴方や現実であれ、周りに何があっても理想の自分の波動のままにいてください。なぜなら、完全であり理想の貴方はたとえ何があってもそのように生きるのが好きだからです。もし、問題が起きたとしても大丈夫よ。私は、意味のあることを学んでいるのだから、学習して前へ進み、修正や変更は出来るのです。それこそが大いなる全てを表す貴方の姿勢でもあり、行動と創造の表現でもあるのです。」
―「其れは、分かるのですが、社会の教えやルールに従い、強制されてきた人間の不完全さを肯定してみないと、余白の可能性へ視点を変えることが出来ないと考えてみたのです。」
「はい、この惑星世界に生きる皆さん全ては、完璧な存在なのです。三次元密度が重く現実に圧し掛かり、制限の檻に縛られ固定されていても、あるがままの魂と本質を変えることは貴方以外に出来ません。」
「そして食べ方や歩き方、全てが100%完璧で何も劣ることはないという事です。結局、あなた方はその肉体と性格を選んで、生まれてきたのです。貴方の今の姿、思考のパターンは貴方が生まれてくる以前にデザインした事柄です。貴方がこの世界で経験して、学びたいことを決定してから、貴方の肉体と思考のパターンを設計しているのです。全ては貴方が決めた型とシナリオなのです。」
―「では完全になろうと頑張るのではなく、意識しすぎることなく、あるがままの今の自分を受け入れながら進めばいいのですね。」
「そうです。ただ上手くやろうとすることは、上手く、必ず良くことを信じることではありません。地に足がついていませんし、完璧にやろうと必死に努力ばかりしていても信じている事にはならないのです。これは貴方と許可との問題でもあり、ポジティブな公式を使い定義する貴方自身の判断によるのです。」
「そして、信じることは見る事です。別に見る事が信じる事ではありません。また、自分をより、知るという事は自分の思考が、欲しがるものを全て、貴方の中にあることに気が付くことなのです。」
「ですから、自分自身であり続ける事です。自分自身でいることで得られる結果は、これまで分離によって、見失ってしまっていた全ての貴方の中に見つけ出す事でもありますし、実はすでに、全部持っていると気が付くことでもあるのです。分離のゲームをやめ、完全に自分自身であるように、得られるものは、ありのままの自分を映し出す反映を見る適切な状態にいる事なのです。」
「そうすれば、貴方の波動でないものは、現実に現れてこなくなります。貴方は何も計画をしなくても済むのです。しかるべき時にしかるべき場所で、しかるべき人々と交流するようになります。それが完璧な姿です。いつも完璧な流れを信頼していて下さい。」