身体に起こる痛みは自分に問題があると教えてくれる体のサインです。身体は正直で、感情の動きや波動状態をシグナルにして発信してくれます。ですが、私達は精神的な痛みがいくらひどく悪化しても、慢性的痛みの慣れのせいで、感覚そのものがひどく鈍感になってしまっています。勿論、物質的肉体の痛みを無視することは難しいのですが、いつも決まりきった発信シグナルを継続して聴かされないと、肉体の声に意識を向けないことが案外多いのかもしれません
しかし、バシャールは慢性的に鈍感になっていてもそんな事は心配無用と言っています。なぜなら、精神的な痛みを無視すればする程、そのうちに大きな塊となって、無視出来なくなり、現実としてそれは目の前に現れてくるからでしょう。いわば、人生の転機を経験する機会に、身体のサインは貴方が変わらなくてはいけない状況へと導くための有り難いサインなのですね。
とりわけ日本人は平均的に、感情を押し殺し、押さえつけては自分を表現しないことはよくあることではありますが、そのまま無視をし続けては、隠れた感情のしこりが塊となるまで、放置している事に気を付けなくてはいけません。しかし、肉体的痛みが教えてくれるメッセージに耳を傾けていれば、固くて加工しにくい感情のしこりを直前に何とか対処しやすいのです。痛みが発信される時こそ、柔らかく加工しやすい事を教えてくれているのでしょう。ですから痛みのメッセージは時に有り難いものですね。抵抗よりもまずは、受け取ることです。
何しろ、これから私たちの肉体、精神の両方が4次元対応へと大幅に変わるはずです。ですから、何事もポジティブ側へシフトすることは、相当の覚悟や強さが求められますが、ナチュラルな自然状態へ戻すことはそれ程、難しい事ではなく、私達はもともと自然状態なのを思い出すことでしょう。私達は大いなる全てを映しだす存在であり、輝きを放つ唯一無二の存在なのです。全てに感謝ですね。