ホスティングエンジェルを行うために、まずは家の片づけから始めました。そうしたら、今まで、無くしていたと思っていたブルーサファイアの指輪を見つけました。
サファイアは私の9月のお誕生石ですが、ブルーサファイアは神聖な知恵の力を持つ青い石であり、サファイアはギリシャ語、ラテン語、ヘブライ語でも「青」を意味する語源を持ちます。
また、旧約聖書にも「その透明なことは天体のようだった」とブルーサファイアを表現しているのです。
又、サファイアは、心と体、ネガティブやポジティブ、光と影、上昇と下降など全てのバランスを均衡に整え、私達の人生を大きな破綻から遠ざけてくれます。その他にも神の意志を伝える石として最上級の価値を与え、歴史や伝統を反映するサファイアは宝石の中でもひときわ、気品と格調に溢れているようですね。ですから、ロイヤルジュエリーと呼ばれるブルーサファイアは高僧や王様、最高の位にある男性のための宝石として用いられ、ブルーサファイアは当然、それを身に着ける女王や王妃そして、皇女に限られていたのでしょうか。
私は、敬虔なクリスチャンではありませんが、幼稚園から大学までキリスト教の学校で学び、毎日礼拝を欠かさず、祈りや聖書の教えを聞いて育ちました。ですから、神の威光を表し、澄んだ紺青の輝きを放つブルーサファイアが縫い取られた衣装を纏う司祭の写真記憶が今でも鮮明に心に焼き付いています。
そして、聖書の中でもモーゼが伝えた「十戒」を刻む石のその板はこれまで誰も見たことが無いほど、青々と澄んだ光を放っていたと伝えられているのですが、それは、天地を支えていた巨大なブルーサファイアを削って作った板であり、ヤハゥエの忠実な僕であったモーゼがブルーサファイアを透かして、神が記した律法を読み取りそれに従い、ユダヤの民を神が約束された土地に導いたと伝えられています。
つまり、ユダヤ教はこうした教えが残されており、ユダヤ人は今もサファイアを神の英知を表す石と考え、神と一体であることの象徴としているのだそうです。そして、聖職者の権威を表す宝石であり、神の祝福をもたらす宝石の持ち主には、天界から霊感が下りてきて、その心に宿ると言われたのも不思議ではありませんね。
それに中世の予言者たちは必ず、大きなブルーサファイアの玉を有していたからです。私もこの上なく崇高なパワーに満ちたサファイアから、神の恩寵を得られると嬉しいですね。