今日の月は射手座の前半にあり、火星と土星の間に入ってコンジャクション。土星は逆行して、4日目ですね。この射手座の3天体ですが、海王星、金星、キロンとは90度です。
このTスクエアは心と身体とそして、価値観や理想を色々と教えてくれる課題のようなもの。それに、気になる火星と金星の掛け合いを見ると、恋愛モードにはまだ及ばず、恋愛を別にしていなくても、自分の中の男性性と女性性の折り合いがなかなか付きづらい時ではありますね。
さて、今日の太陽のサビアンは、牡羊座の9度「水晶を凝視する人」(A Grystal gazer)
ここで、あまり知られていないサビアンの古い歴史から、少しだけ説明すると、かつて中世期ではサービア正教というユダヤ教、キリスト教、イスラム教徒共通の神を信仰しつつも、高度な神聖天文理論に基づく教義を持つ教団があり、歴史の流れでは、その教義が謎の多い廃れ方と受け継がれ方をしていくなかで、肝心の天体理論は闇に葬られてしまいました。そして、一千年以上の時が経た後、その高度な天体理論に基づく360ものエネルギーシンボルはエリスフィーラーという女性チャネラーを通じて伝えられたのです。
そして、時が経ち、そのチャネリングを元に、心理学にも取り入れられたアストロジカル・マンダラは20世紀を代表とするアストロロジャーのディーン・ルディァが体系化。
彼の著書名でもあるアストロジカル・マンダラ(未邦訳)はサビアン時代を超えた普遍的な啓示が溢れています。(後省略)
そこで、私がサビアンを話す理由の一つとして、伝統的な占星術が12星座を中心にリーディングするのに対して、サビアンは360のシンボルで、精密にエネルギーをリーディングすることが大きいからですが、特に、現在のアカッシック変容期におけるハイヤーセルフのエネルギーとそのシナリオの精密なリーディングにはサビアンが可能だと思います。
そして、今日の太陽のサビアンからして、「水晶を凝視する人」。伝統的な占星術を一度リセットし、カバラや錬金術などの基礎となる4大元素構造に、全く依存しない条件にひも解けば、時代の流れは水晶を通して、奥深くきっと読みとけるはず!
そして、量子理論に基づく最新のスピリチュアルな理解と同じく、時間も空間も光と闇の二元性にしろ、全ては源の位置なるエネルギーを体験するプロセスにしか過ぎませんね。
2018年からは「共同創造の時代」が始まります。そして、それに向けて、これまで分離され、個々にハイヤーセルフと繋がったアカシックのエネルギーは一斉に解放され変わります。これからもっと、自由を楽しみながら、体験し学んだりできるエネルギー構造へと変容していく時代になるのですね。おかげで、占星術の世界も大きな変革が起きていくに違いありません。
毎日の星読みがだんだんと楽しくなってきました~。ワクワクです。