乙女座の日蝕新月

9月1日金環日蝕を伴い乙女座の新月です。リセット感のとても大きい再スタートといえますが、日蝕+新月はこの先半年間に影響を与えます。この新月は極端に言うと地上的な囚われから抜け出し、直観や意志の力を研ぎ澄まし、最も深い喜びを選択しなさいと言われているのです。

しかし、水星は逆行し、木星とタイトにコンジャクション。キロント180度。金星は本来の場である天秤座にあります。そして8月24日の再生のアスペクトは今日の日蝕新月から、本格的に実施されますが、堂々、5感受点を揃えた乙女座らしき超現実感覚は「現実を作る」というこの日蝕の課題をしっかり提示してくれます。

そして、乙女座のテーマ、其れは「計画的に!」物事の目的を達成させるためには用意周到、きちんと事前に準備を整えミスが起きないように隅々まで、気を配りチェックを怠らない事。そんな乙女座らしいエネルギーを利用すれば、秋からの快進撃がいよいよはじまりますね。

最も影響を与える変化は人間関係に起こりそうです。この先の目標、仕事、自分が進みたい役割と他者の在り方に矛盾が生じたりする関係で、分離とか、別れとか、手放しとかそんなことも起こりそうです。
同時に冥王星が調定という配置にあって、そこで手放し、質を変えた人間関係、協力関係、それを通して手に入れた新しい自己で進んでいく…。

それこそがこの先の大きな「再生」に繋がることを示しています。この先半年間は、胆力、意志の力が試されますが、たとえインパクトのあるショックなことが起きたとしてもそうなるべくしてなった、真我的な領域における本質に向かうプロセスだったと言えることでしょう。