大衆の目覚め

宇宙の深淵へと旅を続けていく私達にとって、自分本来の姿を思い出し、過去の記憶すらも自らの手で未来へと転送したりすれば、地上的な解釈から脱却することが出来るとバシャールは述べています。そして「いかなるものも他の星の進化に介入してはならない」という法則の適用は不変ですね。言い換えれば、汝自身を知り、汝自身であり続ける事。そうすれば人を羨むような些細な感情が集合意識の中で、雪だるま式に増大していくこの世界から私達はようやく抜け出せるからです。

そしてよく知られているウイングメーカーの言葉も同じようなものです。ウイングメーカーによれば、宇宙創世の詳細は圧縮ファイルで転送され、私達が直観的に受け取るその響きはDNAのコード(ウイングメーカーが呼ぶところの遺伝子の記憶/ジェネティック・マインド) や未来のプログラミング言語を解析させたものだそうです。また本来の聖書に記された暗号も解凍できると言うのですから、私達は歴史の解釈を鵜呑みにせず、もう一度、プログラミングを学び直さなくてはなりません。(昔、イエスは語りかけ、人々に理解させていましたが、イエスの言葉はあまりにもその当時の条件づけられた信念体系に反していた為、聖書は誤って翻訳され、本来の潜在力に欠いた啓示的文献となってしまった事をウイングメーカーは示唆している。)

ですから聖書は大衆の目覚めを促すための十分な影響力に欠き、意識を不活性化させるような慣性が働く事はあるものの、ウイングメーカーはファースト・ソースを声明の「本質の創造者」であると言及しています。結局、私達は何に啓発されようと、ウイングメーカーにしろ、自分が進んで神を知る状態へ進化すれば、いいのですね。そうすれば、私達は遥か遠い未来にたどり着ける位置へと配置されるようになるのかもしれません。