―「バシャール達は宇宙船で生活し、他の文明との交流を促進しているのですよね。」
―「その宇宙船の移動手段にも特徴があるのですか?」
「私達は、現在、アリゾナ州、セドナのヴォルテクス上空に滞在しています。1700マイル~1000マイルまで、下降しては、地球の波動のバランスを整えているのです。そして、現在セドナのヴォルテックス上空から、ヤイエル文明とエササニ文明の高次の波動を投入しているところです。このプロジェクトをヴォルテックスへの種まき、Seeding the Vortexと名付けています。」
「そして、私達が搭乗する宇宙船は全部で4機、ヴォルテックス上空に正四角錐でもある編隊を組みながら、浮かんでいるのですが、それは、パワーを最大限に活かす為にそうしているのです。」
「正四角錐(ピラミッド型)はパワーを増幅させ、いわば、拡大鏡のようにエネルギーを投影しているのです。それは、各地のヴォルテックスを通り抜け、北アメリカ全土と海洋域へと広がり出していくでしょう。」
―「それでは、その正四角錐の編隊を組む宇宙船に特徴的なことがあるのですか?」
「正四角錐や正四面体にしろ、それは、もっとも、シンプルに本来の姿を映し出す幾何学的配置でもあり、もはや、何も、隠すことが出来ない事を象徴としているのです。」
「たとえを使って説明してみますと、貴方が、正四面体の底の三角形に立っていると想像してみてください。そして、自分を取り囲む三つの三角形があります。」
「つまり、地面に設置している、三角形の上に立つ姿を想像しながら、貴方が立つ三角形以外の面に、自らの視点を瞬時に設置することが出来ます。意識を他の面の中心にただ向ければいいのです。意識を他の面の中心にただ向ければいいだけですから、それだけで、自らを別の角度から客観視することが出来るでしょう。方向は、合計4方向あります。自分が現在存在している思考の中心を基点として、その他に、三方向の視点を確認し自分をスキャニングしてみるのです。」
「一つでは、点、点と点を繋いで線。三点を結んで、図形となり、そして、三点をさらに、もう一つの点を結んで初めて、視点を入れ替え立体的な解釈が出来るのです。」
「そして、基点を他の面に入れ替えても、三方向の別の視点が得られるわけです。」
「このような理由で、この形は、エネルギーを最も効率よくパワフルに放射することが可能なものであるのです。」