―「何故、私達はバシャールさん達を物理的に見る事や対面しながらダイレクトな交流が出来ないのですか？」

「私達、エササニの星の波動バイブレーションは、皆さん地球人の波動のおよそ10倍以上も高く、ハイパーピッチで高速バイブレートしているのです。その為、貴方がた人類が10年に感じられたりするものは、私達の一年の長さに相当しているのです。また、人類の300年先に進化している私達を見て、私達を3000年先の未来に存在している高次元体だと感じられることでしょう。」

「そのような訳で、私(バシャール)や私の搭乗しているスペースシップは皆さんとの波動の違いの為に、貴方がたにすれば、可視することが出来ません。」

「そして、私達が搭乗している宇宙船はパイロットの思考回路と連結しているのです。言うなれば、宇宙船は生き物のようなもので、暮らしや営みを生み出す巨大な移動する町でもあるのです。私の故郷であるエササニ星の人口の3分の1は母船であなた方と同じように生活を営んでいます。その他、3分の2はあらゆる惑星や星、様々な銀河に散らばり、それぞれの宇宙船での生活を営みながら、ガイド役を務め、他の文明との交流を促進しているのです。」

バシャールは、虚空にスクリーンを物質化し、波動を表す表を見せながら、時空間の座標の説明を始める。

「私達は皆さんと交流を始めるためには、波動を著しく下げ、チャネラーである媒体を通して交流を実現させています。また、チャネリングする媒体(ダリル)の波動を向上させることで釣り合いを可能なものにさせているのです。ただし、私達も波動を下げることは波動を上げる事より、数段難しく、大きな労力と技のいる作業であることは理解してもらいたいのです。」

「ですから、皆さんと私達が例え、同じ時空間座標に存在していたとしても、お互いに存在を認め合う事が難しいのです。」

「ですが、皆さんの第6感(第7感)とは何かを感じ取ることが出来る能力でもあり、様々に異なる次元のバイブレーションをそれぞれが認識できる機能を備えています。」

「これを、見てください。この表を見れば、皆さんの波動と私たちの波動はとても近い場所に分布、位置している事が分かります。そして、お分かりのように、ある波動の範囲内にヒューマノイド系の高次元体が分布しているのがお分かりでしょう。」

「要するに、結論から言えば、ヒューマノイド系の高次元体同士は多くの類似点があり、その証拠に、類似波動と大いなる全てのコネクションとの緊密な関係が在るのです。」